自分の目で見る

先日、講座の合間に、ロータリーの地区大会というのに参加してきました。

image

いつも、財団のフォーラムやカンファレンスなどを企画し運営する側にいて、
今回は参加者という立場で参加することで、これまでとは違う視点で色んなことを見てきました。

そんな中で、興味を持ったことが2つありました。

一つは、
ロータリーの奨学金制度を使って日本に留学している、韓国の女の子のお話です。

戦争が終わり、日本の軍隊がまだ韓国に残されている中、軍人に対して現地では様々な見方があったようです。

敗戦した軍人たちは、すぐに帰国することもできず、飢えている状態。地元の人たちは、手を差し伸べることもし辛い現地で、スピーチをされた子の祖祖母は芋などの食べ物を軍人たちに渡していたそうで、批難されたこともあったそう。

そんな中で、そのお祖祖母様は、人は誰でも愛される存在だ と話し、それをし続けたそうです。

そのことがきっかけで、スピーチをされた子のお父様は、日本を研究するようになり、学者をされていて、小さい頃から日本の話を聞いて育ったそうです。

ですが、自分が大きくなると、学校で習う日本とは、自分が聞いて育ったものとは全く違い、どのように受け止めたらいいかわからなかったのだそう。

ご家族が、自分の目で見て来なさいと、留学を後押ししてくれたのだそう。

自分は日本の素晴らしいところをたくさん知っている。日韓の架け橋になる仕事をしたい。と話されていました。
自分の目で見る。

これは、以前財団のフォーラムで、ゲストスピーカーをお願いした、金美齢さんもお話しされていました。

台湾人は日本に片思いをしています。東日本大震災のとき、多額の支援をさせてもらうことで、やっとその思いを伝えることができた。

という言葉に、国家間の周囲との関係を含めた必要な交渉はあれど、
人が人を思うということは、国境で分けられたり、決めつけたりすることではないのだなと感じました。

報道されているものだけでは、本当のことはわからない。

きちんと人の思いを見ていかなければ、相手のことはわからない。

ということですね。

興味を持ったことのもう一つは、次回☆

一般財団法人ウェイクナーズ リーダーズカンファレンス

財団法人ウェイクナーズのリーダーカンファレンスが広島駅前のホテルグランビアでありました。

image

image

各地のスピーカーのお話は、こから実践的に学んでいく人たちにはとても濃い内容だったようです。

ゲストスピーカーには、田原総一朗さんをお呼びしてのお勉強。

こちらも、タイムリーなお話もあり勉強になりました。

懇親会も盛大で、ここでも学びの場。

理事として、乾杯の挨拶をさせていただきました。

image

お話を聞かせて欲しい方を捕まえてとにかく皆さん話す・話す。。

ありがたいことに、話したくて待ってくれている方もいて、食べたのか飲んだのか記憶にないくらいですが、

お料理も素晴らしかったです☆

最後は皆さんで記念撮影。

image

とにかく内容の濃い2日間でした。

全国各地の皆さん、また来年もお会いしましょう☆

http://affection-m.com

人との摩擦はなぜ生じるか

人との摩擦はなぜ生じるか

さて、なぜでしょう。

これまで多くの方の相談を受けてきた中で、2つの要素があると感じています。

一つは、「悪者が存在する」ということ。

そういう方のだいたいのお話は、相手が悪い という内容なのです。

言い方を変えると、自分の都合に合わない ということ。

こうして欲しかったのに、こうだと思ったのに、そういうつもりはなかったのに、まさかそこまでするとは、言ったのに…
などなど、

自分がどう思っていたか、どう伝えたか、の、都合に合わなかった。ということ。

もし、こちらに思い込みがあったとしても、思った通りにならなかったとき、

摩擦が生じない人は、相手の立場になって考えてみます。

すると、こうした方がよかったかな?こうして欲しかったのかも。こう受け取ったのかもしれない。もう少しこうすればよかった。。

と、至らない自分を知り、反省心が湧いてきます。

そう、人との摩擦が生じる人の、二つ目の要素は、「反省心が無い」ということ。

自分の思い通りにならなくて相手を責めていたことに気づいても、

じゃあ私が悪いのね。と、そこにやっぱり悪者を作ってしまうのです。

反省をすることは、自分が悪者だということとイコールではありません。

相手のことを思うのは、思いやりであって、自分が成長するのにとても重要な要素です。

どちらが悪いか、どちらが正しいかで人を裁いても、どうせ…と諦めても、その相手との関係が良くなることはありません。

自分は人とどのような関係を作りたいか、自分で決めて、自分で選ぶことができるのです。

もし、一人ではそれが解決できないようなら、自分の本音を整理し、理解することから始めましょう。

http://affection-m.com

岩手県支援学校のPTA講座

IMG_4033

 

7月7日

岩手県にある支援学校のPTA講座でお話をさせていただきました。

PTA会長、研修部長のお2人が尽力くださり、機会をいただいたのですが、

障がい児を持っていることが、自分の責任で…と悩んでいる方や、
思い通りにならないことで、感情をぶつけてしまう自分を責めるという方、
落ち込まないように自分に言い聞かせ、我慢してきた方など、

たくさんのママさん達とお話をさせていただいて来ました。

質問質問したいこともたくさんあったようで、時間いっぱいお話させていただき、泣いて笑って、最後には皆さん晴れ晴れとした顔をされていました。

感想の一部を掲載させていただきます。

——–

第1回研修部セミナー
「親の記憶と子どもの未来」
~お母さんのストレスケア~ 感想

・「我慢しない」「あきらめない」2つのルール
無理に考えない。決めつけない…ようにしたいと思います。現実から逃げようとせず、「私」のCZを広げられるよう変えていきたいです。見方を変えることは心に余裕を持てることなのだと感じました。「自分に素直に」やってみます。
ありがとうございました。心に響いたセミナーでした。続編もお願いします。

・生活の中で「それあるある」と思うことへの対応の仕方などよくわかったので、息子や娘にも使えるナ~と勉強になりました。少し考え方をかえるだけで、気持ちが楽になるんだと思いました。ありがとうございました。

・自分の中で(どうして?)と思っていたことが、自分の考え方、自分が決めた事なんだということがすごくよくわかりました。
今日の話を聞いて少し気持ちが軽くなったような気がします。すごく良いお話が聞けて良かったです。

・子供を怒ったりすることや、思い通りにならなかったりしてイライラすることが自分の経験に関係していることがよくわかりました。
どうしてこうなんだろうと、うまくいかないと悩むこともありますが、これからは楽しいことを選択して自分に正直にやっていきたいです。とても勉強になりました。ありがとうございました。

・今日の講座を聞いてすごく気持ちが楽になりました。“障害児”という言葉に敏感に生活してきましたが、障害を持った子供でもかわいいという気持ちは変わらないので、自分の気持ち、考え方を変えるだけで毎日楽しく過ごすことが出来るんだと思いました。
これからは、前向きな気持ちで生活していこうと思います。また機会があったら講座受けたいです。ありがとうございました。

・船盛先生のお話し、とってもおもしろかったです。ダウン症の息子も中3になり、生まれた時から小学校に入るまでは自分の周りの言った事をせめたり、人のせいにしたり、悲しいい思いに自分からしていました。
最近少し親離れしようとしている息子に対し、少しさみしい思いを感じながら、私の楽しみ、やりたい事を見つけて自分のために生きていこうと思っていたところでした。
今日教えて頂いた事を少しずつ考えて、子供に接していきたいと思います。

・とても楽しい講座を受けることができて良かったです。子供の絶対安心感のお話はとても為になりました。そして…
「私自身が楽しめば良い!!」を目標にトライしていきたいと思います。
「私自身を知る」「私自身を楽しむ」忘れないようにしたいです。

・今までのもやもやがスッキリ晴れたように思います。過去の記憶やいろいろ思い出してなっとくしました。これから自分と向きあいつつ成長していきたいです。今日はありがとうございました。

・今日はとても良いお話をきくことができてよかったです。もう少し早くお話をきけたらよかったなーと思いました。

・現在、小さい子を育児中でもあるので途中からでしたが、今回参加してお話をきくことが出来てとても良かったです。
ああ、そうだったのかあと思いあたる事もたたありましたし、これからでも母親として子供達に対応して、今まで以上に向きあっていきたいと思います。

・目からウロコでした。何でこんな事を悩んでいたんだろう…と思ってしまいました。
私自身が楽しんでこれから子どもとの生活や学校の事とかいろんなことを考えていこうと思いました。もっと聞いてみたかったです。

・母親の記憶が子供の対応のしかたに大きな影響を与える事がわかって良かった。同じ出来事でも、心のクセで、良い方に受け止めたり、悪い方に受け止めてしまうこともわっかた。母の自分が記憶の影響について気付いて、自分の内面をかえる事で子供も、変化したり、変わったりするようになる事も理解できて良かった。

・ありがとうございました。色々ありますが、気持ちが少し楽になりました。
あ~…なる程…そうだったのか!!と目からウロコでした(笑)さっそく実現してやってみたいと思います。

・反抗期は心の成長に大事なのだということがわかりました。絶対安心感を得るために必要なんですね。物事に満点の答えってない。再確認できました。

・私が選んで決められるという言葉は目からウロコでした。
子供が全員自閉症で周りの方々からもかわそうな顔をされ、自分はなんて不幸なんだろうと思っておりましたが、今日のお話を聞き気持ちがとても軽くなりました。どうもありがとうございました。

・講座を聞き、子供を見る目、夫を見る目が変わった気がします。あまり世間の目を気にせず、自分で楽しいと思い明るく生きる事が家庭円満(子供の成長)につながると学びました。

・有難うございました。職場でもストレスケアの講座を受けましたが、今日のセミナーの方が一番わかりやすく、受け入れることが出来ました。今後も前向きに明るく生きていけそうです。

・親の記憶がずっと子育に影響することがわかりました。脳の成長期と心の成長期がわかり、子供の反抗期にむきあえそうです。快適ゾーンをふくらませる努力をしたいです。(自己拡大、いきいきとした人になる等)

・楽しい事をたくさんしたいと思いました。

——–

一生懸命子育てをするママさん達。とても素敵でした。