最近、耳にすることがあるお話の一つとして、
年配夫婦の社会からの孤立
というのがあります。
会社を引退し、子育てを卒業し、地域の役割も若い人に回り、親戚の集まりも減り…
自分の居場所が自宅以外になくなって来ている人たちや、これまでの役割がなくなってきている夫婦が、
家の中に二人きりでいることが多く、些細な喧嘩から、家の中にいて孤立して行ったり、これまでに無かった家庭内暴力が始まったり、、、
そんな話を聞くようになりました。
仕事をしていた時のように自分の存在意義を確認する場が、なくなるからでしょうね。
目の前にいる人に暴言を吐いたり、目の前の人が気に入らないと、二人っきりなのに距離が出来ていく。
より、社交的ではない人や、外に趣味や友達がいない人が、家に1人、置き去りになる。。
そういうことが原因のようです。
あんな話ばかり聞かされるのが嫌になった。
いつの間にか家がごちゃごちゃになって行きたくなくなってきた。
行くのがストレス。
そう言って、若い親戚や子供たちも離れようとしているのです。
ちょっと待って。
聞いてくれる人がいない、認めてくれる人がいない。
だから、どんな悪口でも人の気を引きたいし、自分に目を向けて欲しい、聞いてほしいのです。
人が来なくなるから、家も放置気味になるのです。
離れれば離れるほど悪化します。
まだ、老人と言われる年齢ではない人たちの、自宅にいながらの孤立化が、少し増えてきていると感じます。
皆さんのご実家や親戚には、お話を聞いてくれる人がいますか?
気にかけてもらう側を卒業し、気にかけてあげられるようになりましょうね。
こういうお話を聞くと、メンターの役割は、たくさんあると感じます。
一家に一台!ではなく、
家庭に1人、メンターを育成して行きたいと思います。
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